第10回 起業開業その8 プランの作成

◇ビジネスプラン

そろそろ貴方のアイデアをプランに仕上げて、事業計画書と
して書いてみましょう。

事業計画書の作成の狙いは、
・これから事業をどういう手順で展開するかを計画
・必要な事業資金がどのくらいか?金額を算出
の二点です。

形式にとらわれる必要はありませんが、計画書は、以下の項
目を柱にして作成しましょう。

1.事業の概要
 ・取扱い品目
 ・ターゲットとする顧客層
 ・価格戦略
 ・流通、販売のチャンネル
 ・宣伝媒体
 ・生産体制
 ・競合相手、類似商品の分析

 特に、競合相手と自分を比較して、「組織の大小」「料
 金の高低」「商圏の大小」「商材の優劣」など、自分の強
 みと弱点を明確にしておくことが大切です。
 
 誰もが「顧客満足」を目指すとしていますが、先行する競
 合相手の後追いであれば、貴方を顧客が選ぶ理由にはなり
 ません。
 試行錯誤しながら、顧客から選ばれる理由を突き詰めてい
 くと、自然と貴方が目指す経営の方針が明らかになるはず
 です。
 どうして貴方を選ぶのか、徹底して追及しましょう。

2.事業ビジョン(見通し)
 ・事業コンセプト、経営方針、社是
  貴方が目指しているものです。 
  何も考えて無い方は、どこかの真似でも良いです。
 ・3年事業ビジョン
  むこう3年間のテーマ、売上目標、利益目標などの見通
  しを出しましょう。
  目標はその都度見直しますので、作成の時の考えで良い
  と思います。

3.3ヶ年基本計画
 ・事業損益
 ・資金収支
 ・人員計画
 ・設備投資
  これからの3ヵ年の事業利益を計画することにより、資
  金の流れを把握します。
  特に、資金収支に余裕が無い計画では、開業資金の調達
  なども検討します。

4.3ヵ年売上計画
 ・製品別、商品別
 ・販売チャンネル別
 ・エリア別
  一番大切な作業です。誰にいくらで売るのか考えるわけ
  ですが、必ず売れずに苦戦することを想定して作成しま
  しょう。

5.月次予算表、月次資金繰り表
 損益予算と資金繰りの関係を厳密に合わせなくてはいけな
 いと考えなくても良いと思います。
 どのみち、計画と実績は直ぐに違ってしまうものです。
 大切なことは、資金が途中で途切れてしまわない事です。
 赤字でも、資金が続いている限りは、事業を継続できます。
 資金調達には時間がかかりますので、どこで不足するかを
 常に見張っていましょう。

計画書には書式はありませんので、必要な要素が取り込まれ
ていれば、箇条書きでも構いません。

一度で完璧な計画など出来るはずありませんし、時間が経て
ば経済状況も変化して、当初の計画と離れてしまうわけです
から、半年あるいは3ヵ月ごとに計画を変更さるべきです。

計画と現実が離れたら、なぜそうなったのかを考えて、もう
一度計画を修正することが大切です。


Posted by 門倉和博 at 2009.10.13



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